メンヘラ備忘録

逆コナンのメンヘラが日々感じたことを綴っていきます。

言葉が欲しい

私は脳の回転速度が人より圧倒的に遅い。こうしてブログの文章を書くのだって、とても時間がかかってしまう。文章ならまだいい。じっくり考えて推敲することができる。

ところが会話ではじっくり考えているうちに話題がどんどん変わってしまう。話されている話題に、瞬時に反応する能力が必要となる。

ゼミで相手の質問に答えられなかったとき、友人の会話中に詰まってしまったとき、帰り道で悶々と「あのときはこうやって答えるべきだった」と考える。適切な答えが見つかったとしても、会話は既に終了してしまって後の祭りではあるが。

私は瞬時に言葉をひねり出すことが苦手だ。おおまかに苦手な要因は二つあり、

①言いたいことが浮かばないとき、②言いたいことはあるが言語化できないときに分けられる。①は別の機会に考察するとして、今回は②を考えていきたい。個人的には②をいちばんなんとかしたい。言いたいことがあるのに、伝えられないのはとても苦しい。

 

おそらく考えていること(概念)を言語化する思考回路が脳内で上手く機能していないのだと思う。

例えとして適切かは分からないが、「〇」(概念)は「丸」(言葉)で表される。私は「〇」(概念)=「丸」を結びつける思考回路が弱い。「〇」の形のイメージや、正解ならつけられるものとか、理解はしている(つもり)が、肝心の「丸」という言葉にたどり着かない。

下はイメージ図だ。斜線は「丸」までたどり着く思考回路を妨害している何かを表しているが、お分かりいただけるだろうか。(オール私の想像、妄想なので真に受けないように!!)

 

1.通常の人 〇(概念)→丸(言葉)

2.私    〇(概念)→//→///////→//丸(言葉)

 

易々と、もしくは斜線をなんとか潜り抜けて、「丸」と言語化することができる。声に出したり、スマホで打ったり。

言葉にたどり着くまでに時間がかかった場合はなかなか大変だ。ジェスチャーで表したり、「満月の形」のように遠回しに言ったり。話し手は必死のあまり、支離滅裂なことを並べることもあり、聞き手は混乱してしまうこともある。私は支離滅裂な話し手で申し訳なく思っている。私も混乱、相手も混乱、なんという地獄。

ではどうすればいいのか。

簡単に言ってしまえば、概念と言葉を繋ぐ思考回路を繋げてしまえばいい。途切れているなら繋げてしまえばいいのだ。

どうやって、というと方法を模索中なのだが、二つ考えている方法がある。

 

①音読

②ひとりごとでひたすらしゃべる

 

①は時にサボりながら、半年前から続けている。ググると音読すると頭の回転が速くなると多くのサイトで言われている。私はここ2週間ほど音読していない。音読していた時期よりも頭の回転が落ちた‥‥気がする。継続してないと効果は出ない感はある。継続は力なり。継続できる人になりたい。

②はめちゃくちゃ効果がある。自室にいるときに、部屋にある物の名前や、連想することを呟いていたら、数ケイデンス頭の回転が上がった。

 

‥‥‥気付いてしまいました。

私はもっとしゃべればいいんだ。無口に過ごしてきて、発話能力が錆びついているのか。

とはいえ、しゃべれる知り合いが少ない身の上故に、自室にこもりながらぶつぶつ呟くメンヘラになります。メンヘラ度が上がった!やったね。(嬉しくない)

 

本当は「伝えたいことがあるのに、相手に上手く伝えられないのは苦しいーしんどい」みたいなことを書こうとしたのですが、次第に路線が変わっていた。

 

感じていることをそのまま相手に見せられれば、言葉にする苦しみはないのにな、なんて思う。スラスラ自分の言葉で話せる人が羨ましくて、どうしてあんなに話せるのか羨ましかった。

 

上手く心の中を話せる言葉が欲しい、見つけたいと、切に思う。「あなたのこんなところが好きだよ」とか嫌なものを嫌だと上手く伝えられるようになりたい。

話していれば、人と接していれば言えるようになるのかな。

 

‥‥‥これまでコミュニケーションをサボってきた弊害が来ているな。

まあ、ぼちぼちやってみよう。